2021年7月15日
author : suigo
新商品!「水郷どりのよだれ鶏」 お家で簡単おいしい旨辛料理 作り方とアレンジレシピ
こんにちは、千葉県香取市の鶏肉専門店水郷のとりやさん店長の須田です。
今回も新商品のお知らせです!
ミシュラン2ツ星を獲得したシェフとのコラボ商品第3弾です!
2ツ星といえば、ミシュランガイドにおいては「 極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理」と評されています。
トリッキーな例えをしていますが、何度も書くのは少々心苦しいのでよかったらコラボ商品第一弾の麻婆豆腐の紹介記事をご覧ください(笑
今回コラボしてくれた菅谷勇樹シェフは水郷のとりやさん四代目の須田健久とは幼馴染で、今回の帰国を利用して「水郷どり」を使った新商品を開発しようと意気投合。
新作中華料理のレシピを考案する流れになりました。
今回は、ミシュラン2つ星獲得の料理人直伝!3種の四川料理 の第3弾としてよだれ鶏(口水鶏)をご紹介します!
よだれ鶏とは? 料理の特徴と名前の由来
すごい名前ですよね!でも、本当にその名の通り、思い出すとよだれが出てきてしまうほどおいしい鶏料理なんですよ!
よだれ鶏は、四川料理で中国語で表すとは口水鶏と書きます。口水は日本語では“よだれ”を意味しているのでよだれ鶏と呼ばれるようになり、人気が高まっています。
茹でた鶏肉に黒酢、豆板醤や花椒・ラー油などの入った旨辛いタレで食べる冷菜の一種です。
四川料理の中では「白切鶏」、「白片鶏」と呼ばれるゆで鶏を使った料理に分類されます。
足や首、内臓をとった丸鶏にネギやショウガなどの香味と茹でて下ごしらえをして薬味や豆板醤や黒酢などを加えたタレをかけて野菜と一緒に盛り付ける前菜です。
なぜ、口水鶏(よだれ鶏)と呼ばれるようになったかという由来は諸説ありますが、四川省出身の近代文学や歴史学の先駆者といわれている郭沫若が自身の著書の中で
「少年時代に故郷の四川省で食べた真っ白な白切鶏と、赤い海椒(ハイジャオ、唐辛子のこと)が入った辣油は、
今思い出してもよだれが出てくる。」
といったことを書いたことがきっかけと言われています。
一部では、字面が汚い、と不評なのですが、食べてみるとなるほど納得。
たれとスパイスの独特の風味が脳みそに強烈にインプットされてあの味と香りが鮮明によみがえってくるのです。
特に印象的な風味に一役買っているのが五香粉というスパイスです。
八角、シナモン、クローブ、陳皮、花椒を含み甘みのあるエスニックな香りが特徴的です。
よだれ鶏に関する雑学
じつは、よだれ鶏とバンバンジーは鶏肉の切り方が違うだけでだいたい同じものなんです。
これには中国の料理の呼び方に理由があります。
まず、鶏を刻んで調味料を和えて食べる料理全般を「白砍鶏:パイカンジー」と呼びます。
現地では「口水鶏」を「白砍鶏」を呼ぶことも多いんです。
そして、棒棒鶏は骨付きの固い雄鶏の肉を柔らかくするために、蒸した後にバンバン棒で叩いて柔らかくしたことからこの名がついています。
棒でたたいた後は食べやすい大きさに切って大量のラー油をベースに各種調味料で味付けをします。だいたい口水鶏と一緒ですよね。
棒棒鶏がゴマダレ味で普及したのは、本場四川の口から火を噴くほど辛くて痺れる麻辣味が当時の日本人に受け入れがたいものだったので、食べやすい味にアレンジしたと考えられます。日本向けのアレンジ関連でいえば、エビチリと一緒です。
要するに、本質的にはよだれ鶏と棒棒鶏の違いは棒で叩くか叩かないかだけです。
これで、中国、四川に旅行する際には棒棒鶏がエライ辛くてもびっくりしないですね!
「砍」という漢字は、刀や斧で叩き切る、ぶった切る、という意味がありますので、アグレッシブにゆで鶏を調理する様は、刃が付いているか付いていないかくらいの差しかないですね。
水郷のとりやさんのよだれ鶏を紹介!
食べるラー油とお酢、砂糖、醤油などの調味料と合わせてゆで鶏にかける簡単アレンジもありますが、本場のよだれ鶏は一味も二味も違います!
たれと鳥のうまみの味を知ってしまうと、その名の通り思い出すだけでよだれが出てきてしまいますよ!
本格的な四川料理のよだれ鶏を温めてたれをかけるだけで味わえてしまうのが水郷のとりやさんのよだれ鶏です!
作り方はとっても簡単。ゆで鶏を切って特製だれをかけるだけです。
香味野菜をみじん切りにしたり、たくさんの調味料を大さじ何杯、あっちの香辛料を小さじで何杯、、、と難しいことは一切いらないんです。
水郷のとりやさんで胸肉の酒蒸しを買ってくれば茹でる必要もありません。切るだけです。
酒蒸しのしっとりとした食感と良い香りで病みつきになること間違いなしなので、是非お試しください。
盛り付けは通販サイトの商品ページにもありますが、もやしや刻んだキュウリなどを添えてお皿に乗せて出来上がりです。
商品ページではもやしを下に敷いていますが、たれが分離して下にたまってしまうのでお肉と野菜は別にしたほうが良いですよ。
また、かける前にたれをよく振って混ぜても、しばらくすると分離して辛い油の部分だけ鶏肉に残り、風味豊かな黒酢が下に落ちてしまうこともありますので、食べる前には満遍なくたれをつけてからお召し上がりください。
原材料は以下の通りです。
豆板老油【食用植物油脂、豆板醤、唐辛子、ねぎ、たまねぎ、生姜、ごま、香辛料】、砂糖、中国醤油、しょうゆ、黒酢、米酢、花椒油、五香粉(一部に小麦を含む)
ミシェラン二つ星の料理長とのコラボで誕生した本格鶏よだれ鶏のタレ。こちらはタレのみです。酒蒸しは別売りとなります。
唐辛子、花椒の痺れるような辛さと、黒酢の酸味、中国醤油の香りが複雑に絡み合った、秘伝の「よだれ鶏ソース」を酒蒸しにかけるだけ! 一口食べれば、口の中が洪水になってしまうかもしれません!しかもこの「よだれ鶏のタレ」は「冷やし中華」や「焼き餃子・水餃子」のタレとしてもお使いいただける万能調味料です!
特製よだれ鶏のタレのアレンジレシピ
シビ辛・冷やし中華
レシピは簡単です。酒蒸しがない場合はゆで鶏なら、鶏もも肉でも、鶏むね肉でも、皮でも何でもいけます。
それぞれ違った食感と味でおいしいですよ!
では、作り方です。
材料は、水郷のとりやさんの特製よだれ鶏のタレと中華麺、ゆで鶏とキュウリなどのお野菜をお好みで。ごま油を仕上げに少量かけても風味がつきますよ。
- お好みの中華麺を茹でて冷まします。
- 酒蒸しを麺と同じような細さに細切りにします。
- 葱やキュウリも同じように細切りにし、写真のように盛り付けます。
- 蓋が締まっていることを確認して、よだれ鶏のタレをよく振ってからかけます。
- 麺や具をよく混ぜながらお召し上がりください。
タレをよーーく絡めてお召し上がりくださいね♪
病みつきになること間違いなしです!!
また、そうめんの付けだれに混ぜてもおいしかったです。本場の香辛料を使っているので市販のタレとは風味が断然濃いです。
この特製のタレは本当に万能調味料で、ご飯の誉田でにお悩みの方はいつものおかずに一振りしてみてください!それだけでレパートリーが増えてしまいます!
たれをかけてからレンジでチンすると風味が飛んでしまいますので、加熱などの調理をするときにはかけず仕上げに使ってくださいね。
水郷どりのよだれ鶏をご購入したお客様の声
よだれ鶏……鶏肉そのものは、勿論美味しい。タレの味(麻辣)は甘味が少なく、飲みこんだ後から、ジーンツと辛味と痺れが脳天に上がってくる。別商品の「四川麻婆豆腐」(菅谷勇喜シェフの料理感覚)と共通した味わいの、優れものだと感じます。
蒸し鶏がとても柔らかくタレも美味しかったです。
本格的な中華の味です。結構辛いので、大人向けだと思いました。
タレもたっぷり入っているので、トマトと茹でた青梗菜を添えて食べましたが、もっと色々あっても満足いくメニューになったと思います。
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