簡単レシピ 鶏肉のゴーヤチャンプルーが夏バテをやっつけます！

こんにちは、千葉県香取市の鶏肉専門店
水郷のとりやさん、須田です。

気象庁の発表では今年は冷夏だそうですね。
冷夏の時でも、やっぱり体力は消耗するので食を味方につけて
夏を乗り切りましょう！

ということで、夏の野菜といえばトマトやキュウリなど
体を冷やしてくれるものが代表的ですが、

皆様、スーパー野菜をお忘れでないでしょうか？

そうです、ゴーヤです。

ゴーヤの栄養素について

ゴーヤーはビタミンの含有量が豊富で特にビタミンCの含有量が多く、他の野菜に比べ、加熱調理後の残存量が多いのも大きな特徴です。また、ミネラルも含むため、食欲の落ちる夏の栄養補給にぴったりの野菜なんです

さらに、モモルデシンという皮の緑色の部分に多く含む苦み成分があり、「胃腸の粘膜を保護し、食欲を増進させる」効果と「自律神経に働きかけ気持ちをすっきりさせる」効果、「肝機能を高める」効果が期待できるようです。

また、チャランチンという成分も含まれており、１９６６年ゴーヤーから抽出された脂溶性の物質なのですが、この物質が血糖値を下げる作用があることが報告されたのです。

暑いからとアイスを食べ過ぎたりビールを飲み過ぎたりで
肝臓がお疲れだったり血糖値の気になったりする方にもおすすめですね！

ゴーヤの選び方と苦味を抑える裏技

さて、そんなスーパーな効果があるゴーヤーなんですが、結構苦いので苦手な方も多いはずです。特にお子様の場合苦味には敏感なのでせっかく作ったのに食べてくれない、なんてこともありますよね。

モモルデシンは水溶性の成分で苦味を取り除いてしまうのも問題なのですが、食べないことには何も始まらないので苦みを抑えるポイントをまず紹介します。

• 切った後水にさらす
• 塩や砂糖でもんで水分と一緒に苦味を抜く
• 油を使って苦味をやわらげる
• 旨味調味料と合わせてて苦味を感じにくくする

などがおすすめです。

レシピサイトやレシピ本ではワタは苦いのできれいにとりましょう、と書いてありますが、皮ほどは苦くありません。

ワタにも栄養もありビタミンCが豊富に含まれますので取り過ぎてももったいないかもしれません。種にもビタミンCが多く含まれているようですが、食べづらいので無理に食べなくても大丈夫です。

そして、美味しいゴーヤの選び方は

• 小ぶりでしっかり重みを感じるもの
• 外皮のイボが多いほど鮮度と品質が良い
• 色が鮮やかな緑色で色ボケしていないもの

鮮度が良くて緑色の濃いものは苦みが強いので気を付けてくださいね。

ちなみに、冷蔵庫で保存するときは野菜室に立てて入れておくと鮮度が落ちにくいです。長期間使わない場合は、食べやすい大きさに切ってワタを取り水気をよく切ってジップロックなどの保存袋に入れておくとよいです。

鶏肉とゴーヤの夏バテを乗り切るレシピ紹介

そしてお待ちかね、鶏肉とゴーヤを使ったレシピです！

2013年5月21日に掲載したブログのレシピを再掲載です＾＾

 

水郷どり胸肉のゴーヤチャンプルー　（目安時間15分）

材料はコチラ［2-3名様分］

 

●水郷どり胸肉　　（1/2枚）
●放し飼い自然卵　　（2個）
●ゴーヤ　　（1/2本）
●島豆腐　　（1/2丁）　または木綿豆腐
●玉葱　　（1/4個）
●長葱　　（1/3本）
●人参　　（少量）

●白だし　（大さじ1）　　なければ顆粒だしでもＯＫ
●醤油　　（大さじ1/2）
●塩・胡椒　（適量）
●ごま油　　（適量）
●サラダ油　　（適量）
●鰹節　　（適量）
●小麦粉　　（適量）

まずは材料の下ごしらえから。

胸肉は一口大より少し小さめにカットします。

木綿豆腐を使う場合は電子レンジで1分～1分半ほど温めるか、
熱湯で2分ほど茹でて、ざるに上げ、水気を切ってください。

ゴーヤは半分に切った後、スプーンなどを使ってワタをとります。

 

ワタをとったら、５~６ミリの厚さにスライスして、
軽く塩もみをしたあと、熱湯でサッと下ゆでします。

 

下ゆでしたら、ざるにあげて水分を切ります。

鶏胸肉は小麦粉を薄っすらとまぶします。

 

フライパンに油をひき、鶏肉を炒め、ある程度、火が通ったら豆腐を炒めます。

豆腐の片面に焼き色がついてきたら、玉葱、人参を炒めます。

 

玉葱、人参に火が通ってきたら、ゴーヤ、長葱を炒めます。

塩・胡椒、白だし、醤油を加えて味を調えます。

 

最後に溶き卵を流しいれ、ごま油を加えて、ササッと炒めて完成です！！

お好みで鰹節を加えても美味しいです♪

 

鶏胸肉はお値段もお買い得ですし、小麦粉をまぶしてから炒める事で、
しっとりと、そして香りもよく仕上がります。

 

>>>他にもあります♪ 鶏肉レシピ はコチラ！！

 

ということで、ポイントとしては、下茹での時間と塩もみの量、炒める時間です。

苦いゴーヤがお好みの方はそれぞれの工程をささっと短時間で済ませるのが良いです。

逆に苦いのが苦手な方はじっくり下茹でや塩もみをして苦み成分を減らした方がよいです。

ただ、下茹でや塩もみをし過ぎるとシナシナになってしまいシャキシャキの食感が楽しめなくなってしまいますので注意してくださいね。

この鶏肉のゴーヤチャンプルーは夏バテに対して、

鬼に金棒

カモにネギ

鶏肉にゴーヤ

です！

それくらい効果的な組み合わせの鶏料理ですので、ぜひこの夏お試しください！

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