2013年6月27日
author : suigo
鶏肉専門店としてのこだわり-職人の技・手ばらし編-
水郷のとりやさんが鶏肉専門店としてこだわっていること。
それは、職人による《手ばらし》という捌き方。
大きな工場などでは「吊るし切り」と言って、
上から吊るされた状態の鶏肉をそのまま切り取っていきます。
この方法は、効率的で素早く大量に捌くことができます。
でも、どうしても鶏肉の筋肉繊維に圧力がかかって、
肉自体に傷がつきやすいんです。
《手ばらし》というのは、職人がまな板の上に1羽の鶏を置き、
極力、包丁を入れずに、筋肉の繊維に傷がつかないように、
1羽1羽、捌いていく方法です。
一言に「鶏」と言っても、大きさや形は1羽1羽異なります。
その1羽1羽の違いを感じ取りながら捌いていくので、
筋肉に余分な力が加わらず、繊維を傷つけることなく、
捌いていくことができるんです。
こうすることによって、何が違うのか。
鶏肉の見た目はもちろんですが、
火を入れたときの肉の膨らみ方が違います!!
筋肉に傷がついていると、そこから肉汁が逃げてしまい、
焼きあがったときにパサパサになってしまう。
でも。
《手ばらし》された鶏肉は、筋肉繊維が傷ついていないので、
加熱していっても肉汁が閉じ込められて、
焼き上げたときにプックリと膨れ上がります。
切ると肉汁がジュワァ~っと溢れ出してくるんです。
職人の技。
これは簡単に習得できるものではありません。
そこで、水郷のとりやさんでは、
月に2回程度、職人の技術講習会を開いています。
鶏の捌き方を細かく分けて、
もも肉の骨抜きや胸肉の骨抜きから、
内臓の処理の仕方など全てのことを学んでいきます。
この講習会で学んだことを、日々の仕事の中で実践していき、
そしてまた、次の講習会のときに、職人の前で一人ずつ披露していきます。
これを繰り返すことで、職人の技が磨かれていき、
お客様に感動していただける鶏肉をお届けできると思っています。
より早く、より綺麗に、そして、より心を込めて・・・
鶏肉で感動してもらえるお店。
そこを目指して、日々、精進してまいります!
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